絵本

絵本作家の川端誠さんが絵本を読むというイベントに参加しました!

読んでくださった絵本は次のとおり。子どもたちはとても熱心に聞いていました。

うんこ日記

うんこ日記

うんこ日記

りんごですバナナです
バナナです

バナナです

いちごです
いちごです

いちごです

十二支のお節料理
十二支のお節料理

十二支のお節料理

うえきばちです
うえきばちです

うえきばちです

最初のうんこ日記は衝撃的ですね。。。でも現実にもありそうです。読み終わると、絵本の中の人や物についていろいろと説明してくれるのです。たとえば、絵が進んでいくごとに時間も経過するので、注がれたビールの泡が少なくなるとか、お父さんはビールを飲まずに子どもの話を聞いているんだな、とか。けっこう設定が細かいんだというのを感じました。それだけ川端さんの思いが絵本に入っているということですね。
その後、絵本の製作過程についてもスライドで説明してくれました!今回は「たがや」の説明。絵本をリアルに近づけるために助産師さんやたが屋さんを取材したときの話、絵の具の色の使い方、絵を描いて色を塗る時間のかかる作業は考えるより先にとにかく作業するんだ、ということも教えてくれました。
その話を聞いた後で、川端さんは2冊の絵本を読みました。

たがや

落語絵本 十 たがや (落語絵本 (10))

落語絵本 十 たがや (落語絵本 (10))

あっぱれアスパラ郎
あっぱれアスパラ郎 (野菜忍列伝 其の 2)

あっぱれアスパラ郎 (野菜忍列伝 其の 2)

また、絵本作家のかたは子どもたちのことをとてもよく考えているんだなあ、とも思いました。学校だけが教える場所ではないこと、子どもの能力を低くみるべきではないこと、などなど。たとえば、学校では文字をひらがなから教えていきますが、子どもからすれば何が難しいのかは決まっておらず、難しい漢字だって「パターン」で認識しているわけです。子どもの頃、川端さんは百人一首が大好きだったそうです。おばあちゃんに読んでもらい、それを知らないうちに覚えてしまったとのこと。最初はとにかくその言葉の流れを覚えてしまって、後から意味がわかってくると急にそれに興味がわいてくるらしいです。

こういうイベントは、けっこう慣れていらっしゃるようで、話をするときはとても楽しくジェスチャーも交えて、ぼくらも楽しいときを過ごすことができました。川端さん、どうもありがとうございました。